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ある朝の群青。

岐阜と名古屋を行ったり来たりしながら、いろいろなことを発信していきます。

「お前は誰だ?」〜懐かしきあの人との邂逅〜 『君の名は。』という劇場アニメを観てきたお話。

趣味 映画 アニメ





こんにちは、Hacoです。
私は8年前からアニメにハマり、いつからか私生活サイクルに溶け込み1クールに10数本見ないと気が済まない程に成長しました。心が震えるぐらい感動するアニメの情報を常に募集しております!

そんな中、私の大好きな監督の一人である「新海誠」さんの最新作劇場アニメ「君の名は。」が2016年08月26日に公開され本日観に行ってきたので、感情に任せて書き殴っていきたいと思います!(※ネタバレ注意
 
 
「君の名は。」公式website

www.kiminona.com

 
 
 

まずその前に、新海誠って誰・・・?という方向けに載せておきます!

新海誠 - Wikipedia

劇場アニメとして直近では「言の葉の庭」「秒速5センチメートル」を制作した方ですね。CMでは、「大成建設」「Z-KAI」のCMアニメーションを手がけているので「これ見たことある!」という人もいらっしゃるのではないでしょうか?
ポスト宮崎駿・細川守と言われているほど新進気鋭のクリエイターです。

 

 

■とてもとても大まかなあらすじ 

 

主人公「立花瀧(たき)
ヒロイン「宮水三葉(みつは)

田舎の山奥で暮らし、小さく狭い町に不満を抱き都会に憧れているヒロイン・三葉。ある時、三葉は東京に住む男の子となり生活する夢をみる。そして、東京に住む主人公・瀧もまた田舎の女の子となり生活する夢を見る。繰り返される不思議な夢、抜け落ちる時間や記憶に二人は自分たちが入れ替わっていることに気がつく。そんな生活が続くある日、二人は入れ替わった相手との間に特別な絆を感じ、会いに行こうと決意する。その先には意外な真実が待ち受けていた・・・。

 
 
 

■観た感想 

 
新海誠監督の作品を観ると切なくなる泣けることが多いので観に行ったわけですが、過去作に比べて今回は若干明るめかなと個人的に感じていました。
キャラクターデザイン担当に「あの花の名前を僕達はまだ知らない。」や「心が叫びたがっているんだ。」のキャラデザを手がけた田中将賀さんを起用したことや、公開初日にネットで「ギャグ要素あり」みたいな感想を見かけたのも理由の一つですね。
なので、感動できる部分は少ないのかな・・・なんて少し落胆していましたが・・・、
 
とてもよかった!すごくよかった!めっちゃよかったです!!!
 
前半部分はギャグ要素も若干あり明るく、後半へ進むにつれてシリアスさが盛り上がっていくという上手い構成に引き込まれ感動しました!


新海誠の最骨頂:背景美

 

個人的に一番大事なところ!
木々や水・空・東京の街並などすべての風景が綺麗に繊細に美しく描かれていて、今回も心を鷲掴みに!

私は過去作の「言の葉の庭」で登場する雨や葉などの自然美に惚れたのですが、今作でもその背景美が存分に発揮されていてそれだけでとても満足できました。

 

感情の加速装置:劇伴音楽

 

今回はRADWIMPSが起用され、話題にもなりましたね。
これがまぁ〜〜〜外さない!ぴったり合いすぎているので、流れているシーンはよりいっそう感動の波が高まります!
場面が場面だけに私は3曲目が特に気に入りました。
RADWIMPSはあまり好きではなかったのですが、この作品を機に聞き始めようかなと思うほどです。

「言の葉の庭」では、秦基博さんの言ノ葉
「秒速5センチメートル」では、山崎まさよしさんのOne more time, One more chance
これらのように、今回もしっかりと主題歌が物語と深く溶け合って素晴らしい舞台装置となっています。

 

初々しさが調度いい声優陣

 
今回は、声役として主人公:瀧役神木隆之介さんが、ヒロイン:三葉役上白石萌音さんが担当しているのですが、この2人とも声優を本業としていないところが注目ポイント。変に小慣れていない感じがとても自然でそこがいい味を出しています。
 
そして今回エンドロールで特に驚いたのが、主人公の瀧が三葉と入れ代わり始めた頃まで好きだった奥寺ミキという女性キャラがいるのですが、なんとその声役が長澤まさみさんだったんですね!
何故驚いたかというと、あまりにも自然過ぎたからです。
長澤まさみ要素を感じさせない役の溶けっぷりにとても驚かされました・・・とても上手い!コクリコ坂の時も評価されていましたし、適している方なんですね。
 
このように、あえて"声優"を使わないという手法がとても合っていたと感じました!
(失敗する例も多々存在しているとは思いますが・・・。)

 

メリハリあるストーリー

 
前半は、お互いが入れ代わりを楽しむ様子が明るく描かれています。
しかし、後半に差し掛かると事態は急変します。
 
ある日主人公の瀧は、ヒロインの三葉と会うためにあちこち探し回り、やっとのことで糸守町を訪れます。だが、着いてみると目の前に広がるのは壊滅した町・瓦礫の山。なんと、3年前のティアマト彗星の隕石墜落によって糸守町が壊滅していることが判明するのです。
そして、瀧は隕石墜落によって三葉が既に死亡している事実を知ります。


そうなんです!実は時を超えて2016年の瀧2013年の三葉(隕石墜落前の)と入れ替わっていたのです!まさかのここでタイムトラベル要素の登場です!!ひゃっほい!!!

 
なんとか三葉の手掛かりを見つけるべく悩んでいると、三葉との入れ替り時に行った山の上の御神体のことを思い出します。そしてその御神体の場所までたどり着き、三葉が神社の儀式で作った口噛酒を口に含みます。すると、瀧は隕石落下の当日の三葉との入れ代わりに成功し、そこから三葉を含めた糸守町を救うために奔走していくのです。


実は私タイムトラベルやタイムリープなど時間を司るジャンルの話が大好きなので、この意外性にズキューン!とやられました。まさかこんな展開になるとは・・・!
「え、二人がただ会って終わりじゃないよね・・・?」なんて生意気にも思っていましたが、この意外性を機に怒涛のシリアス展開に引き込まれ感動の渦に巻き込まれてしまいました。


そして、瀧が糸守町を訪れてから5年が経ちます。
瀧は就活生になっていましたが、三葉に関する記憶を失ってしまっていたため常に何かを「探している」感が拭えずに過ごしていました。そんな時、瀧がカフェにいると聞き馴染みのある声が聞こえてきます。

その二人が糸守町に住む三葉の友達だったことで、糸守町の住民が救出されていることが判明するのですが、三葉に関する記憶が失われている瀧は、気づくことができず・・・。その帰り道に見覚えのある紙紐をした女性とすれ違いますが、気づくことができず・・・。

しかし、とうとうある日電車に乗った三葉がふと窓の外を見ると、並走した電車の中から外を見ている瀧を見つけて目を見開きます。と目が合いハッとします。瀧も三葉の姿を見つけハッとし二人は電車を降りて走り出して住宅街の階段で向かい合います。

一度は何も声を変えずにすれ違うも、瀧が「あの、俺たちどこかで」と声をかけ三葉が「私も」と答え、二人はとうとう出会うことができてハッピーエンドで幕を閉じます!


ここらへんの演出が、どうしても秒速5センチメートルと重なって見えてしまい「このまま会えずに終わるんじゃないか・・・!?」かと思いハラハラしっぱなしでしたが、スッとハッピーエンドを迎える形となってホッとしました。
と同時にがっかりな気持ちにもなり、あのまますれ違った結末・そもそも三葉を救えなかった結末であってもよかったなぁと思いましたが、どんな結末でも納得できそうなのでこの作品ってすごいなって改めて思いました!
 
 
 

■まとめ

 

とまぁこんな感じに長々書き殴りましたが、要約すれば

『「君の名は。」本当に良かったぞ!新海誠作品史上最高傑作だ!!大絶賛するぜ!!!』

なんて一行で済んでしまうという意外な真実を締めの言葉としてこの記事の幕を閉じたいと思います。
お付き合いありがとうございました。



P.S.
これを書くのを忘れていました!
「君の名は。」の序盤に三葉が古典らしき授業を受けるシーンがあるのですが、その古典の先生が外見も声も「言の葉の庭」のヒロインである雪野先生だったんですね。「えっ、これはまさか・・・!?」と思いエンドロールで確認してみたら「ユキちゃん先生」と!!!時系列的には有り得ないので話と無関係ということを分かってはいますが、こういう前の作品を絡ませる演出をしてくれるとキャラがまだ生きているようで素直に嬉しいですね!ちょうど前作という理由で登場させたのだと思いますが、テンションが上がりました!!!